日本の医療機関における異文化理解

ビル

乳幼児健診などで外国の子どもが診療を受ける場合に注意しなければならないのが異文化への理解です。
たとえば、医師がタイ人の子どもの頭をなでてしまったことで、わが子を侮辱されたと感じる母親もいます。
カゼをひくからといって、夏でも赤ちゃんをグルグル巻きにしてしまう中国人の母親もいます。
そのため、ファーストコンタクトでは、必ずコミュニケーションにまつわるトラブルが生じやすいです。
外国人の診療で、医療関係者が戸惑う具体的な事例は枚挙に暇がないほどです。
これは、外国人特有の問題というよりは、画一的に近代医療を一方的に押し付けてきた日本の現場の問題だと認識する必要があります。
日本においても宗教や信仰、嗜好などを尊重する診療所も増えてきましたが、依然として画一的に患者の管理が行われており、病院内は規則ずくめといっても過言ではありません。
基本的に日本人に対して、一人ひとりの個人の権利や生活スタイルや信条を尊重した医療を実践できれば、外国人に対して起きている異文化摩擦も少なくなるのは明確です。

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